「液肥」を楽にする便利グッズの紹介

 山野草の育て方を見ると「週1回の液肥」とよく書かれていますよね。一般的には「液肥の原液を規定の濃度になるように測りながら薄めて作った液肥をジョウロで株元に与える」というのが一般的な方法かと思います。しかし作った量が足りずに作り足したり余ってしまい無理やり与えたりなど、なかなか効率良くいかないのではないでしょうか?

 そんな悩みを解決する、私が愛用しているグッズを紹介したいと思います。
タカギの「ハイポネックス 液肥 散布 かんたん液肥希釈キット GHZ101N41」という商品。

 この商品はハイポネックスをセットし水道ホースをつなぐだけで希釈された液肥を撒き続けれるというもの。 手間はほとんどかからず、普段の水遣りの延長程度の作業で楽チンです。ただし、希釈率は250倍。山野草には濃すぎます。
 濃度調整機能は無いのであらかじめ設定したい希釈率になるようにハイポネックスの容器の中で希釈しておく必要があります。私は空のハイポネックスの容器に約1500倍になるよう事前に6倍程度に薄めておき、そこに木酢液と季節によっては球根植物用に粉末のブドウ糖を足しています。
 ちなみに1500倍にするには、ハイポネックスの容器の6分の1液肥原液を入れて満タンまで水を入れて本体にセットすればOKです。価格も4千円台と、施肥の手間が楽になることを考えると安いものです。

 これまでは8リットルのジョウロを用い規定の濃度に希釈してそれを数回繰り返して撒いていましたが、これを購入後は普段の水やり感覚で施肥ができてしまいます。是非使ってみてはいかがでしょうか?