残暑の雑木の庭の様子

 お久しぶりの更新となってしまいました。今回はお盆過ぎの庭の様子を紹介していきたいと思います。

DIYのタイル張りやエアコンカバー製作、庭全体の景観、(少ないですが)夏の山野草の様子、アオダモ・ジューンベリーの早すぎる落葉についてお伝えします。

1.庭の様子・夏の山野草の様子

 まずは庭の入口。
この夏DIYで右側の雰囲気が大きく変わりました。掃き出し窓手前のステップにタイル張り・そして室外機カバー。

 DIYの設計・製作の様子や費用などをYouTubeに挙げていますで、宜しければご覧ください!


入口左側は以前紹介した植栽エリア(記事:DIYで新たな植栽エリアづくり)。今はというと、ご覧のように苔が青々としてヤマアジサイも元気に育っています。


 入口を入ってすぐ左手のフェンス沿いには、「コバノボタンヅル」を新たに植栽しました。
植栽から2か月弱。既存のフェンスの手前に蔓を巻き付けるための縦格子を新たに設置し、這わせています。

 コバノボタンヅルはクレマチスに近い日本自生種。夏から秋にかけて開花するそうですがまだ蕾は見えません… 初めての蔓性植物、大切に育ててこのフェンスに多くの花を咲かせたいと思います。

 次は小さな庭全体の写真をお伝えします。特に目新しいものがある訳ではありませんが、強いて言えば緑が濃くなり上空に葉っぱが広がり、より木陰が広がったように感じます。

 次は山野草などの様子について

今咲いているのは「オミナエシ」のみ…ちょっと寂しいです。

 それでも少し前まではイワタバコがいっぱい咲いていました。せせらぎの際に10株弱植えてあります。

 しかし、雨に打たれてほとんどの花が倒れてしまったので、今は一輪挿しで楽しんでいます。


 タマアジサイも夏が開花シーズンなのですが、今年は1輪咲いたのみ。植え付けて間もないからか?少し寂しい結果になってしまいました。装飾花も少なくちょっと変…

ちなみに上の写真は8月16日。
今はというと、完全に終了してしまいました。

秋の山野草シーズンまで寂しい状態が続きます…

2.アオダモの早すぎる落葉 その後

 去年の10月に取り上げた記事、アオダモの早すぎる落葉問題 その後の状況をお伝えしたいと思います。

アオダモが秋の紅葉シーズン前に葉焼けや葉っぱの病気で落葉してしまう問題。私の考察では、アオダモの自生環境よりも厳しすぎる住宅地の日差しが主要因。葉っぱの寿命は受ける日差しの量の総和と相対関係があるとのことで、夏を過ぎるころに弱った葉っぱに褐斑病が秋雨で広がってしまい更に落葉が進んでしまうのではないか?という仮説を考えています。
 褐斑病に対する抵抗力を付けるためには木を元気に保ち抵抗力を身に着けることが効果的。今年は実験的に玄関側のアオダモに、根の生育に効果のあるリン酸を多めに施肥しました。

2階の窓から。

それでもご覧のように枝の先端の葉っぱから褐斑病っぽい症状が現れて枯れ始めてしまっています…

 株元に直射日光が当たらないように去年ハクサンボクを入れました。実はこの場所には以前ミツバツツジを植えていたのですが、残念ながら枯れてしまいました… この場所は東向きで午後から日陰になるのですが、それでも日差しが厳しすぎたようです。
 日差しに耐えてくれるハクサンボク。イイ感じで株元に木陰を作ってくれています。

この先、どうなっていくのか? またの機会にお伝えしたいと思います。

3.ジューンベリーの落葉

 今年はジューンベリーに異変が… 元々根腐れっぽくて元気がないジューンベリー。実は2年ほど前に酷く枝枯れが進んでしまいました。
 元々粘土質の悪い土壌の上、せせらぎの水漏れにより根腐れに至ったと推測しています。水漏れを補修して元気を取り戻したと感じていましたが、今年は8月末でご覧のように葉っぱが黄色くなって落葉が進んでしまっています。

せせらぎや苔の上もご覧のように秋の紅葉シーズンのような状態…

 今年の夏は全般的に雨が多いので、ただでさえ水はけの悪い土壌の中の水が捌けることがなく根腐れに至ったのではないか?と考えています。
こちらもアオダモ同様、またの機会にその後の様子をお伝えしたいと思います。

これから植栽される方は事前に土質を確認し、粘土質の場合は土壌改良か高植えをするようにお気を付けください(記事:雑木の庭DIYの重要な2つのポイントの後半参照)


最後までご覧いただきありがとうございました!

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