クロソヨゴ (住宅街での育成環境)
開花などの旬の季節に合わせて「雑木の庭にお薦めの植物」を紹介します
今回紹介するクロソヨゴは、小さな雑木の庭に是非ともお勧めしたい樹種です。
柔らかな樹形を保てる常緑樹はあまり種類が無く、一般的にはソヨゴ、ハイノキ、ヒサカキぐらいではないでしょうか? クロソヨゴはソヨゴを葉っぱも樹高も小さくして幹を黒っぽくしたような木で、成長もソヨゴより緩やかで場所も取らず、冬でも緑を蓄えて晩秋には赤い実を楽しめる、そんな魅力があります。ただし雌雄異株なので、雌株でないと実は付けませんので注意が必要です。
また、ソヨゴよりも夏の日差しに弱いので、落葉樹の木漏れ日に植えることをお勧めします。
場所と取らない繊細な常緑樹。小さな雑木の庭と相性の良い樹種だと思います。ただし、あまり出回らない上にソヨゴよりお値段はお高めですが、見つけたら「買い」かもしれません。
左右の2本の太い幹の間の中央の
ヒョロっと伸びた木がクロソヨゴ姿はソヨゴに似ていますが、小型で落ち着いた雰囲気があります 木の先端部分 枝葉の雰囲気 幹はソヨゴより黒ずんでいます 花の径は5㎜ほど よく見ると透明感のある美しい花 冬には朱い実が楽しめます。