オトコヨウゾメ (住宅街での育成環境)

開花などの旬の季節に合わせて「雑木の庭にお薦めの植物」を紹介します

 オトコヨウゾメは、半日陰で育つ落葉低木です。ガマズミの仲間で以前紹介したコバノガマズミによく似ていますが、白い花が下向きに垂れ下がるように咲くことと、枯れ葉が黒ずむことで見分けることができます。また、枝は細く非常に柔らかな印象があることも特徴の一つです。半日陰を好むので、落葉樹の陰になる場所などに植えるようにしましょう。直射日光がガンガン当たる場所ではうまく育ちません。我が家では終日木漏れ日程度の高木の脇とフェンス前に2株植えており、そのうち1本は上部の枝葉に11時から14時ぐらいまで日差しが当たるのですが葉焼けは起こっていません。株元や幹が日差しから守られていれば以外に耐えてくれそうです。花期はおよそ1週間ぐらいと短め。開花を見逃さないようにしてくださいね。

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