オンライン オープンガーデン2022 真冬の庭(2月末)

 先回のオンラインオープンガーデンは、12月の紅葉シーズン終わりの庭の様子をお伝えしました(コチラ)。それから約2か月半経った真冬の庭の様子をお伝えしたいと思います。

 紅葉シーズンから春の芽吹きまでの季節は、雑木の庭にとってオフシーズン。落葉樹は枝が露になり、上空に鮮やかな色合いはありません。しかし雑木の庭づくりを考えている人にとって、オフシーズンの庭の姿もどのような状態なのか知ることは有益なものだと思います。雑木の庭の魅力が発信できないこの季節は、その様子を紹介しているサイトやYoutubeは少ないと思いますので少しでも参考なれば嬉しく思います。

 この寒い季節でも常緑樹は緑を保ちますし、地面に目を遣ると常緑のシダや苔類も生き生きとした緑色を発してしています。常緑樹と落葉樹のバランスが際立つ季節でもありますので、その比率の目安にもなるかと思います。
 これから紹介する我が家の庭の植栽レイアウトはコチラのページで詳しく伝えています。常緑と落葉、樹高別に見やすく表現しているため、併せて参考にしてください。

 また、一部のマニアックな人にとっては、落葉期は違う意味で楽しめる貴重な季節でもあります。葉っぱが無い分、枝ぶりが一目で分かり、剪定の善し悪しが際立ちます。枝ぶりの伸びやかさ、枝の込み合い具合、剪定部位の綺麗さ、などといった視点で眺めながら、「あの枝は切った方がいいな?」とか、「あの小さな枝は育てていこう!」などとこの先の成長と管理のイメージを膨らませたりします。

 それでは、我が家の2月末の庭の姿を紹介します。写真+説明書きと併せてご覧ください。

見どころが少ない内容だったと思いますが、この季節の雑木の庭の紹介が、庭づくりの参考になりましたら嬉しく思います。
最期までご覧いただきありがとうございました!